トランス脂肪酸とは・意味
トランス脂肪酸は、植物油を加工して食品に添加する過程で生成される不飽和脂肪酸の一種で、一部の加工食品に含まれています。トランス脂肪酸は、天然に存在するシス脂肪酸と異なり、悪玉コレステロール(LDL)を増加させ、善玉コレステロール(HDL)を減少させることが知られています。そのため、摂取量が多い場合には、心血管疾患のリスクを増加させる可能性があります。
トランス脂肪酸の主な摂取源は、マーガリン、ショートニング、揚げ物、菓子、スナック菓子、ファーストフードなどの加工食品です。
【参照元】
"Dietary Fats":American Heart Association
"Trans-fatty acids and cardiovascular health: research completed?":European Journal of Clinical Nutrition (2009)