グルテン不耐症とは・意味
グルテン不耐症は、小麦、大麦、ライ麦などに含まれるグルテンというたんぱく質に対して、免疫反応が起こることで小腸に障害を引き起こす疾患です。セリアック病とも呼ばれますが、セリアック病はグルテン不耐症の中でも免疫反応が原因で発症するものを指します。
グルテン不耐症の症状は、下痢、腹痛、腹部膨満感、体重減少、貧血、食欲不振などで、セリアック病と同様にグルテンを含む食品を避けることが治療法となります。ただし、セリアック病と異なり、グルテン不耐症では免疫反応が起こるため、小麦以外の食品でも症状が現れる場合があります。
【参照元】
「グルテン不耐症」:日本アレルギー学会
「グルテン不耐症とは何か?」:国立健康・栄養研究所