フードロスとは、食品ロス(food loss)の略称であり、食品の生産・加工・流通・消費の過程で廃棄される食品のことを指します。食品の廃棄は、食品自体が無駄になるだけでなく、その生産過程で必要となる水やエネルギーなどの資源を無駄にすることにもつながります。

国際連合食糧農業機関(FAO)によると、世界全体で生産される食品のうち、約1/3が廃棄されており、その量は年間で約13億トンにものぼるとされています。この問題は、世界的な飢餓や栄養不足の解消に向けた取り組みや、環境保護の観点からも注目されています。

【参照元】 

「フードロス(食品ロス)とは何か」JICA(国際協力機構):https://www.jica.go.jp/japan/topics/2017/171221_01.html