【採択】農林水産省が認めた未来の食。私たちが「ユニバーサル調理済み冷凍食」で日本の人手不足と食の多様化に挑む理由
「現場は人手不足で限界だ…。」
「多様化するお客様の食の要望に応えきれない…。」
もしあなたが、観光、飲食、あるいは宿泊の現場で「食」に関わっているならば、このような悲鳴にも似た課題に日々直面されているのではないでしょうか。深刻化する人手不足、そしてインバウンド観光客や国内の健康志向の高まりによるアレルギー、ベジタリアン、ハラルといった食の多様化への対応。これらはもはや、個々の努力だけで解決できる問題ではありません。
この度、私たちRed Yellow And Green 株式会社は、これらの日本の構造的な課題に「フードテック」で挑む挑戦が評価され、農林水産省の「令和6年度補正予算 フードテックビジネス実証事業」に日本全国13社のうちの1社として選定されました。
これは、私たちの事業が単なる思いつきではなく、国の未来にとって重要であり、実現可能性の高いプロジェクトであると公的に認められたことを意味します。
この記事では、なぜ私たちがこの事業に人生を懸けて挑むのか、そして私たちのソリューションが、皆様のビジネスが抱える課題をいかに解決し、新たな成長機会を創出できるのか、その全貌をお伝えします。
日本の「食」が直面する、待ったなしの危機
日本の食を取り巻く環境は、今まさに大きな岐路に立たされています。
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慢性的な人手不足: 日本が抱える構造的課題である人口減少により、調理現場やサービススタッフの確保は年々困難になっています。熟練の料理人に頼りきりのオペレーションは、その人が一人欠けるだけで立ち行かなくなるリスクを常に抱えています。
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爆発的に増加するインバウンド需要と食の多様性: 観光立国を掲げる日本には、世界中から多様な文化や宗教的背景を持つ人々が訪れます。彼らが安心して食事を楽しめる環境、すなわちベジタリアン、ヴィーガン、ハラルといった食の禁忌に対応できる体制は、もはや「特別な対応」ではなく「必須のサービス」です。この機会を逃すことは、大きなビジネスチャンスの損失に他なりません。
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国内における健康志向と個別ニーズの高まり: 食物アレルギーを持つ子どもたち、健康を気遣う高齢者、あるいは特定の栄養素を必要とする方々。国内市場に目を向けても、画一的な食事提供では顧客満足度を高めることは難しくなっています。
これらの課題に対し、多くの事業者が疲弊し、機会損失を生んでいるのが現状です。しかし、私たちはこの複雑で困難な課題を調理済み冷凍食品の力で解決できると確信しています。
国の後押しを受ける「フードテック」の可能性とは
今回私たちが採択された農林水産省の「フードテックビジネス実証事業」は、まさにこうした社会課題を解決しうる、新しい食品技術やサービスの実証を国が支援するものです。2025年6月20日に発表されたこの事業では、厳正な審査を経て、全国からわずか13の事業だけが選ばれました。
この事実は、私たちが取り組む事業が、一企業の利益追求だけでなく、日本の食産業全体の未来を明るくする大きなポテンシャルを秘めていることの証左です。国という強力なパートナーを得て、私たちの挑戦は今、本格的な実証フェーズへと移行します。
私たちの答え:『ユニバーサル調理済み冷凍食』事業
では、私たちが国の支援を受けてまで実現しようとしている事業とは何なのか。
それが、「観光立国の未来を支える、人手不足と食の多様化支援のユニバーサル調理済み冷凍食事業」です。
私たちの「ユニバーサル調理済み冷凍食」は、単なる冷凍食品ではありません。それは、現場の課題を解決し、新たな食体験を創造するための「ソリューション」です。
1. 驚くほど簡単なオペレーションで「人手不足」を解消
私たちの冷凍食は、専門的な調理スキルを一切必要としません。現場で行うのは、解凍して温めるなど、ごく簡単なステップのみ。これにより、以下のメリットが生まれます。
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調理スタッフの省人化・省力化: 熟練料理人でなくとも、パートやアルバイトスタッフだけで高品質な食事提供が可能になり、採用難や人件費高騰の問題を解決します。
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オペレーションの標準化: 誰が調理しても味や品質がブレることがなく、安定したサービスを提供できます。
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厨房設備の簡素化: 大掛かりな調理設備が不要になり、初期投資や維持コストを削減できます。
2. ボーダレスな美味しさで「食の多様化」に対応
「ユニバーサル」という名の通り、私たちの製品は、宗教上の禁忌(ハラル等)や主義(ベジタリアン・ヴィーガン)、アレルギーなどに配慮したメニュー開発を前提としています。
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インバウンド顧客の満足度向上: これまで対応が難しかった外国人観光客にも、自信を持って「美味しい日本」を提供できます。予約時の食事制限に関する問い合わせに、もう悩む必要はありません。
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新たな顧客層の開拓: 食に制限のある方々を積極的に受け入れることで、他社との明確な差別化が図れ、これまで取りこぼしていた顧客層を獲得できます。
3. テクノロジーが可能にする「未来の食体験」
私たちは、AIなどの最新テクノロジーも活用し、メニュー開発や需要予測の最適化を目指しています。これにより、食品ロスの削減といったサステナビリティへの貢献も視野に入れています。美味しさはもちろんのこと、栄養バランス、そして地球環境にも配慮した、まさに次世代の食のスタンダードを創造します。
共に、日本の食の未来を創造しませんか?
私たちの挑戦はまだ始まったばかりです。この農林水産省との実証事業を通じて、私たちの「ユニバーサル調理済み冷凍食」が、日本中の事業者の皆様の強力な武器となることを証明していきます。
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ホテルの総支配人様、レストランのオーナー様へ: スタッフの負担を劇的に減らしながら、インバウンド富裕層も満足させられる新しい食の選択肢にご興味はありませんか?
この事業は、私たち一社だけで成し遂げられるものではありません。私たちのビジョンに共感し、現場の課題解決に真剣に取り組むパートナー、そして私たちのソリューションを最初に導入し、その価値を共に証明してくださる事業者の皆様を心から求めています。
もし、少しでもご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ一度お話をお聞かせください。あなたの現場が抱える課題、そして描く未来について、私たちにぶつけてみませんか?
日本の食が抱える大きな課題を、共に希望へと変えていきましょう。
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