【海外記事紹介】プラントベース食生活とヴィーガン食生活の違いとは?(What’s the Difference Between a Plant-Based and Vegan Diet?)

こんにちは、Grinoマサノです!

今回は7月21日に配信した『Grino Sustainable Radio』のトークを書きおこしました。

実験企画を始めます!ユウ・ショウタの2人で、隔週のペースで海外のプラントベース・菜食関連記事の感想を話してみようと思います!僕らが勉強した内容をコンテンツ化するという合理的な企画です(笑)

原文記事の日本語訳を読みたい方は、高性能翻訳ツール『DeepL翻訳』をご利用ください!→ https://www.deepl.com//translator

【原文記事URL】 https://www.healthline.com/nutrition/plant-based-diet-vs-vegan

 

▼ポッドキャストはこちら

ユウ:こんにちは、Grino代表のユウです。

ショウタ:こんにちは、Grinoのショウタです。この番組は地球とあなたに美味しい選択肢、冷凍プラントベースフードを作るGrinoのPodcastコンテンツです。今日もゆるく真面目に話していきます。よろしくお願いします。

ユウ:お願いします。

ショウタ:今回は2人でやっていく新企画をスタートさせたいと思います。

ユウ:癒しのマサノさんがちょっといないですね。

ショウタ:そうですね。男2人でお聞き苦しい点もあるかもしれないんですが。

ユウ:いやいやいや(笑)。そんな卑屈にならなくていいですよ。

ショウタ:隔週でこの企画をテスト的にやってみたいなって思ってます。何をやるかっていうとプラントベースフード関連の海外記事、主にアメリカとかの記事になると思うんですけど。記事を僕らが翻訳してその記事を読んで記事の感想とか学んだことなどを2人で話していこうかなって企画になってます。

ユウ:なるほど。めちゃくちゃ面白そうですね!

ショウタ:まぁ、発案はユウさんですけどね(笑)。

ユウ:自画自賛。

ショウタ:記事の原文とこうやったら翻訳できるよみたいなものをこのPodcastの概要欄にリンクとして貼る予定なので、そこから気になる方は原文を読んでいただきたいなと思ってます。じゃあ、第一弾となる今回のタイトルを原文タイトルと日本語でそれぞれお願いします。

ユウ:What’s the Difference Between a Plant-Based and Vegan Diet? 翻訳すると「プラントベース食生活とヴィーガン食生活の違いとは?」でございます。

ショウタ:流石サンノゼ仕込みの英語ありがとうございます!

ユウ:これね、ちょっとね、ネイティブの人が聞いたら突っ込みどころがたくさんあるんですけど。英語っぽく読んでみました。

ショウタ:僕としてはネイティブ感が出てたんでいいんじゃないかなって思いましたけど。要約ってほど要約じゃないんですけど、記事の中の小見出しですね、目次的に読んでいくと。プラントベース食生活とヴィーガン食生活の違いとは?プラントベースのムーブメントの歴史、プラントベースとヴィーガンの比較、プラントベースであることの意味、ヴィーガンであることの意味、プラントベース食品とヴィーガン食品の両方が可能、これちょっと翻訳が強引ですけど。あと最後、結論と。こういう流れのちょっと長い記事になってます。繰り返しになりますが、記事全文を読みたい方は概要欄にリンクを貼ってますのでそこから翻訳して読んでみてください。一発目にこの記事を選んだのはプラントベースとヴィーガンってどう違うんですかっていう質問とかも多くいただいたりとか、僕らとしても実は明確に書いてある記事がいっぱいあるけど全部の言ってることが揃ってなかったりしてもやもやするんで、改めて海外の記事に答えを求めたっていうのが大きいですかね。

ユウ:うん、そうですね!日本にある情報も海外の引用の記事が多かったりするから第一ソースっていうんですか。直接ネットを参考にするっていいかなと思ってます。今回すごい思ったのがDeepLすげーっていうのですね。

ショウタ:DeepL翻訳っていうサービスですね。

ユウ:ディープルって読むのかディープエルって読むのかわかんないですけど、とにかくあれは本当にみんなにおすすめの翻訳サービスですね。けっして僕はこの翻訳はしてません。DeepLに無料でお願いしてます。

ショウタ:無料っていうか(笑)。Google翻訳みたいにコピペすれば翻訳されるのですが、精度が高いんですよね。

ユウ:Google翻訳の1.7倍くらいたぶん良いと思いますね。

ショウタ:厳密ですね、1.7倍。

ユウ:めちゃくちゃクオリティー高いんで、すごく見てて読みやすいです。

ショウタ:僕なんかは英語ほとんど出来ないんで、こういう僕みたいな英語記事に少し抵抗がある人にも気になるところをコピーして貼り付けするだけでナチュラルの翻訳が出てくるので是非そうした形で海外記事を読んでみてもいいのかなと思いました。概要と言うか目次の案内だけさっき紹介しましたが、全体的にはそのタイトルの通り、プラントベース食生活とヴィーガン食生活の違い、それぞれの歴史とか定義とかそれぞれを比較した上で何が違うのかっていうのを淡々と紹介してくれてるっていう形になるかなと思うんですけど。ユウさん、特に印象に残った箇所はどの部分でしょうか?

ユウ:印象に残ったっていうか定義の部分は明らかにしておきたくて、タイトルにあるようにヴィーガンとプラントベースの差はなんだっていうところで端的にいうとレンズがあると。丸が二つあります。

ショウタ:チャレンジングですね。

ユウ:ヴィーガンの丸の中にプラントベースが入ってるって言うような関係性だと思ってもらっていいんじゃないかなと。

ショウタ:なるほどなるほど。

ユウ:ヴィーガンはライフスタイルだったり思想じゃないですか。動物からの搾取を可能な限り自分の生活において行わないってのがヴィーガンのライフスタイルだと思うので、当然動物実験が行われた化粧品とか使わないとか革製品を使わないってことも入ってくる。プラントベースはどちらかというと食事にフォーカスを当てたワードなんで、ヴィーガンのライフスタイルの食の部分でプラントベースフードを選ぶヴィーガンがいるという関係性が正しいんだと僕は理解してます。どうですか?

ショウタ:僕もイメージできて。僕のこの補足が適切かわかんないですけど、ヒップホップっていうカルチャーの中にラップがあるっていう。

ユウ:おもしろいところ、ついてきましたね(笑)!

ショウタ:ヒップホップってラップのことを意味してるわけじゃなくて、ヒップホップっていうカルチャーの中にファッションもあるしミュージックもあるんですけど、その中の1個にラップがあるっていう。僕は10年20年前に見た説明があって。それをいま、ユウさんのヴィーガンの思想の中にプラントベースがなくてはならないものとして存在しているという説明を受けてそれを連想しました。

ユウ:なるほど。今ので理解が進んだんじゃないでしょうか。

ショウタ:聞いてくれる人がそれでうんうんって思うかわかんないですけど(笑)。今、僕が唯一浮かんだ例えというか連想したものがそれだったんですが。でも、切り離せないものってことであり、その中に内包されているものだっていうふうに理解してもらえるんじゃないかなと思いました。

ユウ:あとはワードの生誕の背景と言うか、いつからプラントベースフードという言葉が使われているのかと誰が作ったのかってところなんですけど、T.コリンキャンベル博士が1980年代にこの言葉を紹介したっていうふうに書かれてます。

ショウタ:「ゲーム:チェンジャー」でも出てきた人ですよね、たぶん。

ユウ:出てきてましたっけ?キーパーソンなんでたぶん出てくるでしょうね。低脂肪・高繊維質・野菜中心の食事で倫理とかエシカルっていった文脈ではなくて健康に焦点を当てたものというような紹介をしているようですね。だから、もう少し人間の生理的欲求に近い水を満たす食事です、みたいな分かりやすい説明の仕方。分かりやすい価値の説明の仕方をしているかなっていうふうに思いました。

ショウタ:ありがとうございます。

ユウ:まず大前提として言っておきたかったのは、今回引用している記事はちゃんと医学的に検証が済んでますっていうものです。紹介するときに結構こういうの意識してて、ヴィーガンってアクティビストが怖いとか日本だとそういう印象が結構強いと思ってて。宗教っぽいとか言われがちだと思うんですよ。それってもったいないと思うので、出来る限り医師が検証してますとか科学的に証明されてますみたいなバックグラウンドがある記事を紹介できると変な人に変な反論されたりっていうのはなくなるかなと思うのでそういったものを選んで紹介するようにしてます、という前提で話をしてるので安心して聞いてもらえればと思います。

ショウタ:冒頭で次回から言うようにしますね。

ユウ:そうですね。

ショウタ:僕もユウさんが紹介し足りないかもしれないけど、すでにアメリカ人の2%が自分自身をヴィーガンと考えておりって言ってて、その大半がミレニアム世代に該当するという記述もあったんですけど、2012年の記事っぽいんでそこからちょうど10年経ってる。

ユウ:そうね、そうね。

ショウタ:この割合は2%どころじゃないだろうなと特に思ったんで、自分で調べ直す必要があるかなと思ったりはしましたが。彼らの中でもさっきユウさんが説明してくれたレンズの関係性というかヴィーガンがプラントベースを内包してるっていうような理解が日本よりは全然深いのかなと感じたりはしましたね。ちょっと余計なのを挟みましたけど。ユウさん、続きがあれば。

ユウ:あとは食生活の比較表があるのでそれも紹介できたらいいかなと思いました。これね、説明するの難しいんだけど、ちょっとがんばりましょう!

ショウタ:図解に挑戦するの凄い。

ユウ:ヴィーガンの人が食べるかどうかプラントベースの人が食べるかどうかっていうのが比較表になってて。肉・シーフード・卵・乳製品、これはヴィーガンの人たちは完全にNO。プラントフードの中には一部含まれるっていう表現がされてます。

ショウタ:そうゆうことか。ここがけっこう論点になりやすいなと思ってて、100%プラントベースこそがプラントベースだって人もいればあくまでも野菜中心で多少入ってるのは仕方ないというかそれをプラントベースと呼ぶっていう人も結構いるのでここは本当にまさに書いてあるところですけど、Maybeな、グレーな部分かなと思いました。

ユウ:そうね。個人の感覚と価値観で決めればいいんじゃないですかね。これみたいな無理に決めずに。なのでMaybeになってると。

ショウタ:グレーでOKなんだっていうふうにGrinoとしては理解。

ユウ:続いてオイルと加工食品、ヴィーガンは食べます、プラントベースも食べます。全粒穀物、、ヴィーガン食べます、プラントベース食べます。フルーツと野菜、ヴィーガン食べます、プラントベース食べます。豆、ヴィーガン食べます、プラントベース食べます。

ショウタ:うん。

ユウ:食事以外のライフスタイルに関して、ヴィーガンの人たちは考慮します、プラントベースの人たちはMaybe考慮します、みたいな感じで。ライフスタイルに何が含まれるかっていうと洋服とか化粧品とかこういったものが動物実験をしていないかとか動物の皮を使っていないかっていうのをヴィーガンは確実に意識して選択してると。プラントベースの人たちは人によるという感じですかね。比較表に載せるまでもないじゃんみたいなフルーツと野菜、豆、全粒穀物も入ってくるんですけど、多分一般的な理解度とか認知ってこういうレベルなんだろうなっていうのを改めて思い知らされたっていう感じですかね。

ショウタ:あえて分かりやすくすべて網羅してるって形に見えますね。

ユウ:ですね。ということで比較表でとくに気になったのはライフスタイルの部分だと思います。それ以外はほぼ一緒ですね。

ショウタ:ありがとうございます。両方が可能って翻訳になってる部分はまさにそうなのかなと思いました。ヴィーガンを選んでても食のスタイルに関しては服は例えば皮とか着ないけど、食のスタイルに関してはプラントベースで一部動物性が入ってもいいじゃんみたいなそういう解釈ともとることができるかなと思いました。日本だとほとんどがヴィーガン=食事のイメージが強いと思う。そのへんはまだまだ黎明期間はあるなと思いますけど。こういうちょっとスタンダードの理解が深まればいいなと思いますね。

ユウ:そうですね。ここでどういうふうな経緯を辿るかっていうのが紹介されているんですけど、多くの人は倫理的または環境的な理由から動物性食品を避け、菜食主義者としてスタートしその後健康の目標を達成するためにホールフード植物性食品を取り入れるかもしれません。なので、モチベーション、最初の動機としてはエシカルな部分が理由な人が大半ってことですよね。そこから健康についても考え始めるっていう感じ。

ショウタ:僕らはそうでしたけどね、たまたま。日本人は逆なのかもしれないですね。健康スタートであとから知ってくっていうか、これは倫理的にも環境的にもポジティブな選択なんだなってあとから知っていくのが日本は多いかもしれないですね。

ユウ:うん。極端な話、健康なんかどうでもいいって思ってましたからね、僕、始めたとき。健康を気にしている場合じゃないみたいな極端な思考をしてたんですけど、人間の健康について気を使って食事をしてる一方で地球環境に気を使ってない食事をするって本末転倒だなっていうふうに思ったんで、最初。めちゃくちゃ健康な人間が100億人突破して130億人になろうとしてますっていうふうになった場合、地球環境に負荷の低い食事をしてなかったとしたら健康な人間がたくさんある終わりかけた地球っていう謎な状況になると思うんでそれは望ましくなかったので健康二の次みたいな感じになってたんですけど、変なストイックな感じになってたんですよね。でも、人の体に良いものと地球にも良いものっていうのが両立できるっていうのは実際わかってるので。これまたそのレンズの話だと思うけど、地球環境に負荷の低いものを人の体に良いものの重なった部分を用意していけるといいんじゃないかなっていうふうに思っている。

ショウタ:そうですね。単純に動物性をマイナスしたものだけじゃなくて、マイナスした分、植物性食品でその部分が補われる。タンパク質とかビタミンBなになにとかが補える食品でその上でプラントベースフード作ってますっていうのが作れると僕らもベストだなぁと思うんで。観点が1年前にはなかったけど、今は明確にあるって感じですね。

ユウ:そうですね!

ショウタ:話を聞いてて僕も感じたのは日本人が健康から入るっていうのが日本人の若者がプラントベース食を口にしない1個の理由なのかなと思いまして。要は健康意識しないじゃないですか、20代ぐらいまで。30代でも別に特に体に支障がなかったり急激に太ったみたいなそういうことがない限りは健康を意識した食事ってしないと思うんで、どうしても健康入り口でプラントベース・ヴィーガンってなったときにその最初の年齢が30代、40代・50代になりがち。だから、上の世代にはそういう健康アプローチで下の世代は逆にZ世代とかエシカル消費とかは当たり前の価値観として世界的に浸透してるから若年層にはエシカル訴求で、高年齢層には健康訴求でっていう住み分けが大事なんだなって聞きながら改めて思い直したという感じです。それが効果的なんじゃないかなっていう仮説も話してきましたが。

ユウ:いいんじゃないんですか。

ショウタ:今日はこんなところでしょうか。記事がまとまっているんで、僕らがまとめをしゃべることはないんですけれど、もしこの記事の紹介が気になったらぜひPodcastで原文を読んでいただければなと思います。

ユウ:お願いします。

ショウタ:今日は以上ですかね。来週もまたご期待ください。ごちそうさまでした!

ユウ:ごちそうさまでーす!
Grinoのラジオ食と健康

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