【海外記事紹介】植物由来の食事が2型糖尿病の予防に役立つ理由を示唆する研究結果

こんにちは、Grinoマサノです!

今回は8月4日に配信した『Grino Sustainable Radio』のトークを書きおこしました。

実験的に実施中の海外記事紹介企画。ユウ・ショウタの2人で、隔週のペースで海外のプラントベース・菜食関連記事の感想を話してみようと思います! 僕らが勉強した内容をコンテンツ化するという合理的な企画です(笑) 今回のタイトルは、「植物由来の食事が2型糖尿病の予防に役立つ理由を示唆する研究結果」 プラントベースフードと健康な身体づくりを勉強中の私たちにピッタリの記事を紹介いたします!途中の脱線話も必聴?です笑

【原文記事】 「Study Suggests Why a Plant-Based Diet May Help Prevent Type 2 Diabetes」

https://www.everydayhealth.com/type-2-diabetes/study-suggests-why-plant-based-diet-may-help-prevent-type-2-diabetes/

原文記事の日本語訳を読みたい方は、高性能翻訳ツール『DeepL翻訳』をご利用ください!

→ https://www.deepl.com//translator

 

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ユウ:こんにちは、Grino代表のユウです。

ショウタ:こんにちは、Grinoのショウタです。今日は外国の記事を読んでそれを紹介していこうっていうコーナーの2回目です。

ユウ:よろしくお願いします。

ショウタ:英語の原文のタイトルをユウさん、お願いします。

ユウ: 「Study Suggests Why a Plant-Based Diet May Help Prevent Type 2 Diabetes」

ショウタ:ナチュラルにありがとうございます!

ユウ:ということで、植物性食品と糖尿病の関係ですね。

ショウタ:邦題のタイトルもありがとうございます。このままの翻訳ですけど、「植物由来の食事が2型糖尿病の予防に役立つ理由を示唆する研究結果」というのが翻訳したタイトルになります。まず僕が要約をしたのでそれを読みますね。ちょっと長いですけど。

ユウ:お願いします。

ショウタ:植物由来の食事、プランベースの食事が2型糖尿病の予防に役立つとする研究結果についての記事です。2019年のアメリカ糖尿病教育者協会年次大会で発表した科学者達はヴィーガン食などのプラントベースの食事の利点はベータ細胞の機能向上によるものかもしれないと指摘しました。現在の薬による治療は糖尿病におけるベータ細胞の機能低下をわずかに遅らせることができるだけだが、植物ベースの食事はそのプロセスを完全に逆転させベータ細胞の機能を改善できることがわかったというコメントも。別の調査では糖尿病のない過体重および肥満の成人75人をヴィーガン食のグループと非ヴィーガン食のグループに振り分け16週間追跡調査。ヴィーガン食のグループではBMIが平均2下がったが、非ヴィーガン食のグループでは変化がなかった。またほとんどの場合、菜食主義者の食事計画に従った糖尿病予備軍たちは健康状態を考えさせることができた。週に1日か2日植物性食品だけを食べる日を選んでください。ベーコン・ソーセージ・惣菜肉・ホットドッグなどの加工された赤身肉は癌のリスクと関連があるとWHOは指摘しています。以上です。

ユウ:うん。

ショウタ:僕の要約であり、僕が注目した部分とほぼイコールなんですけれども。こんな感じの記事を英語から日本語に訳して2人で読んだのでそれを紹介していこうと思ってます。ちょっと僕の声がガラガラでごめんなさい。お聞きづらい点もあると思いますけどよろしくお願いします。

ユウ:なるほど~という感じですね。

ショウタ:ちょっと前に僕らも調べて記事化した内容と似てる部分も多いと思ったんで復習も兼ねられたのかなと思いました。記事を選んだのはユウさんなんですけど、これを選んだ理由というのは?

ユウ:最初に赤身肉と糖尿病の関係性を知ったのは「ゲームチェンジャー」っていうコンテンツを観たときなんですけど。糖尿病イコール糖質の摂取のしすぎみたいな印象しかなかったんですけど、血中にある糖質をインスリンが減らす、脂肪細胞に取り込む作業っていうのが動物性脂肪を摂りすぎるとしにくくなるみたいなことを「ゲームチェンジャー」で言ってて、そういう仕組みで動物性の脂肪の取りすぎていうのは糖尿病にも影響を与えるんだってことを知ってからちょっと気になってたんですよ。今回、英語の記事をいろいろ調べることをする中でこれも気になってたので今回選んだという背景があります。

ショウタ:とくに気になったのはどこでしょうか?

ユウ:そうですね。文中にもあったんですけど、2型糖尿病は肉を控えて植物を多く摂ることで予防できることは長年にわたって研究者たちに知られていた、と書いてあったんですけどそれを僕は知らなかった。ほぼ皆さん知らないんじゃないですか?糖尿病と肉の関係性って。

ショウタ:知っている人は知っているって感じですよね?

ユウ:そう、知っている人は知っているがほぼ知らないと、多分。研究者の人たちなんで、科学的に証明できて関係しているってことがわかってるということだと思うんですけど、僕ら肉の摂取を少し控えるような生活をしてるので植物性食品が健康にいいっていうのはすごくありがたい情報。それは研究者たちが研究結果として証明してるっていうのもめちゃくちゃありがたいなっていうふうに思ってるんですけど。2型糖尿病っていうのが何かっていうのを話しておいたほうがいいと思ってて、冒頭で。少し調べたので紹介します。

ショウタ:はい。

ユウ:2型糖尿病って何かというと、高脂肪食などの過食や運動不足といった生活習慣の乱れにより肝臓や筋肉に脂肪が蓄積するためにインスリンの働きが低下しブドウ糖の利用が高まらず血液中にブドウ糖がだぶつくことにより血糖値が上昇し発症するタイプの糖尿病っていうふうにイーライリリーが言っています。ちなみに1型糖尿病は何かというと食事や運動などの生活習慣とは関係なく、膵臓からインスリンという血糖値を下げるホルモンが全然出なくなってしまう病気なので、2型糖尿病のが後天的というイメージですかね。生活習慣の乱れ。

ショウタ:そうですね。そもそもインスリンが出なくなっちゃう病気ってことですよね。

ユウ:そういうことですね。なので、1型糖尿病の方ってたぶんインスリン注射をしていると思うんですよね、発症云々関係なく。2型糖尿病の人は発症したら打ち始めると思うんですけど。

ショウタ:だから、生活習慣病が2型糖尿病だって言い切っちゃっていいってことですよね。

ユウ:そうですね、つながるってことですね。なので、1型糖尿病ではない人たちは2型糖尿病になる危険性があるので、食べるものを意識して過ごせるといいなって思ってます。あと、気になったのは内海さんもピックアップしてくれてたんですけど2019年の米国糖尿病教育者協会年次大会っていう謎の大会があるんですけど。

ショウタ:大会っていうか(笑)。

ユウ:大会ってなんなんですか?

ショウタ:競わない方ですよ、花火大会系。みんなで集って。

ユウ:そうなの(笑)。比喩が面白い。そこで科学者が発表した内容の1つにヴィーガン食の利点について言及されたものがあって内容はヴィーガン食がベータ細胞の機能向上を助けるということ。ベータ細胞が何かっていうと膵臓内の細胞でインスリンとアミリンの産生と放出を行うことができる。産生っていうのは出産の産と生まれるっていう字の生ですね。インスリンとアミリンが生まれて放出することができる細胞だと。インスリンとアミリンはどちらも異なる機構で血糖値を低下させるホルモンです。2型糖尿病が進行するとベータ細胞の機能が低下するということが研究で分かっているとされてます。このあたり、サマリーでも言われてましたけど、ヴィーガン食とベータ細胞の機能が関係してるってことが研究結果としてわかったっていうのが大きいポイントになってるなぁと思ってて。現代の薬物療法は糖尿病におけるベータ細胞の機能低下をわずかに遅らせることができるだけなんですが、プラントベースの食事はそのプロセスを完全に逆転させてベータ細胞の機能改善できることがわかりました。重複してますけど、僕もここが気になりました。この発言をしているのはワシントンDCの医師委員会の臨床研究ディレクター、カエロバさんですね。

ショウタ:ハナさん。ハナカエロバさん。

ユウ:食事がインスリンとアメリンの放出を促すことができるんだと。これは利点ですよね。食べるものとインスリンの関係性について考えたとき。もう1つが75人を対象にした実験ですね。

ショウタ:ちょっと戻るんですけど、薬物療法が機能低下を遅らせることができるだけだって書いてあるのが。そもそも認識が別になかったんですけど、薬を投与する療法に関しては、進行とか機能低下を遅らせることができるっていうもので食事自体を変えると改善ができるっていう。

ユウ:そうですね。

ショウタ:薬は悪くするペースを遅くすることしかできないのかっていうのがこの文章で驚くところなのかなと思いましたし、良くするにはご飯を変えるしかないっていうふうに言い切ってるに近いと思うんですけど。これプラスおそらく運動とかが大事だということだと思うんですけど。でも、良くするには食べるものを変えるしかない、もしくはそれが一番効果的だって言ってる文章かなと思うので。

ユウ:分かりやすいですよね。不健康な生活をしてベータ細胞が機能低下したときにそれを少しでもなんとか軽減しようってのは薬物療法で、根本的解決に取り組むってやっぱり体に取り入れるものを変えていく必要がある。そこですよね、ポイントは。

ショウタ:生活スタイル、食事スタイルを変えないとそもそも治りませんよっていうことがもう明確なんだなぁというのは驚きかなぁと思いました。

ユウ:難しいんですよ、それが。わかっちゃいるけどやめられないってよくあると思うので。

ショウタ:これ、逸れるんですけど。ある種中毒ですよね、身体に悪いしなんらかのダメージがあるけどやめられないって。僕らは止められたじゃないですか。

ユウ:うん。

ショウタ:こういう情報を知れば知るほど止めて良かったと思えたり、もうちょっと悪いものを摂るのやめようかなと思ったりする。腸活のことも調べたりラジオ聴いたりしてますけど、人間が作った人工甘味料みたいなのも出来るだけ摂らないようにしてるんですよね。

ユウ:えらい!

ショウタ:これはもう完全に絶った訳じゃなくてできるだけ摂らないようにしているだけなので。たまにジンジャエールとか飲みますし。そういうのをだんだんインプットしていくと中毒性の高い美味しいものからどんどんこう一歩下がって、本能的に食べ続けるんじゃなくてすごい理性的に止められるっていう感覚になってるんですよ。意味分かります?

ユウ:そうね~。理性的って難しいけどね。

ショウタ:明らかに非合理だから食べないみたいな。

ユウ:そうそうそうそう。

ショウタ:たまにパーティーのときとか誰かのお祝いをするときにそういうものはお祝いごとのときに食べようって。自分もそれでいいかって。そういうふうになれないのって怖いなぁと思ったんです、逆に言うと。

ユウ:僕が思うのは理性的に止められるってやっぱり情報に触れるって大事だと思うんで。そもそもこういう情報に触れなかったら全くそういう発想が生まれないじゃないですか。

ショウタ:そうですね!

ユウ:肉が糖尿病に関係するっていうこと一切知らない場合ってたぶん糖質制限で痩せられるからお肉食べるとか美味しいから食べる、タンパク質摂りたいから食べるっていうような情報が勝っていれば肉を食べるっていう選択は普通にすると思うんですよ。一方で肉の負の部分みたいなことを知れると違う判断ができるんじゃないかなっていうのは感じてますね。

ショウタ:どうなんですかね。すごい太ってる人とか太っていることを売りにしている芸人さんをテレビで見ると、芸人さんだから太っていることが商売道具になっていると思うんですけど。それで1回倒れて救急車で運ばれてても止めないじゃないですか。

ユウ:うん。

ショウタ:たぶん煙草とかと一緒だと思うんですけど、体に悪いのかはわかっちゃいるけど美味しいからむしろそれが生きがいだから続けてるっていう感じになるのってなんか何て言うんだろう、それを一歩ひいて見ている自分の立場からするとすごい中毒みたいで怖いなと思っちゃうんですよね。

ユウ:まぁ、中毒はあるでしょうね。砂糖も中毒があるし、チーズも中毒があるって言われているし、多幸感があるもの。

ショウタ:塩と油と糖ですよね。

ユウ:でしたっけ?それは抗いにくいでしょうね。

ショウタ:ちょっと答えのないあれでしたけど。なんていうんだろう、紙一重だとは思うけど太っても病気してもなおそれを食べるということの怖さであり、面白さっていうか不思議さがすごいあるなと思って。

ユウ:うん。実際どうしてるかわからないけど個別のケースを見ないと。場合によっては脂肪分の少ない赤身肉を食べましょうみたいな指導がなされてる可能性もあるし。

ショウタ:たしかにそうですね。

ユウ:そういうパターンはあるかもしれない。より健康な肉を食べようって言って鶏肉を食べる人はいるかもしれないし。

ショウタ:難しいですけど。食べられない人生は不幸だっていうふうになってしまうとなんのために生きてるかって幸せになるために生きてるから、その幸せの1個の要素がその体に悪いものっていうことなんであれば別に止める理由はないんですけど。

ユウ:これはもう価値観の違いでしょう。

ショウタ:そうなんですよね。そんなことを思ったりしました、記事を読みながら。もう1個の実験の方もお願いします。

ユウ:2018年にニュートリエンツ誌に発表された研究で糖尿病ではない肥満の成人75人を16週間にわたって追跡調査したという実験がありました。75人はヴィーガンと通常の食事方法に分けて食事をするっていう縛りを設けて、ちなみにカロリー制限はどちらも行われませんでした。だから、食べる量の制限はないんだけど食べるものの制限は行われたっていう意味ですね。この実験の対象になった肥満の成人は肥満だが糖尿病ではないっていうステータスの人達でした。研究開始時と終了時の血液サンプル分析結果によると、ヴィーガンのベータ細胞のブドウ糖感受性が65.5%上昇して通常の食事方法をとった人よりもインスリン分泌が著しく増加したことが明らかになったというふうに言われてます。このブドウ糖感受性って何かというと、少ない糖質の摂取でもインスリンが分泌される状態のことを言ってます。

ショウタ:うん。

ユウ:ブドウ糖が体に入ってきたときにインスリンが分泌されやすい状態が整っているのでインスリン分泌量が著しく増加したという状態になっているということですね。これは何故かって言うと動物性食品を含まない食事が体内の酸化ストレスと炎症を抑えることによって望ましい結果に繋がったというふうに研究者は推測しているということです。この結果、内海さんが冒頭で言ってたヴィーガン軍の人たちっていうのはBMIが調査期間中、平均で2下がったと。通常の食事の人たちには変化がなかったという結果があったということですね。食べるものによってベータ細胞の動きがちょっと変わってくるっていうのが具体的に示されたっていう調査結果ですね。

ショウタ:これはわかりやすいですね。

ユウ:わかりやすい。

ショウタ:まさに「ゲームチェンジャー」でも紹介されていたような内容かなと思いますけどね。僕らも肉止める前と止めたあとの体の健康チェックとかやっておきたかったなって思いますけど。

ユウ:そうね。でも、健康診断の結果とかで見えてくるんじゃないですか?

ショウタ:でも、AがAのままだった場合よくわからないじゃないですか?

ユウ:もともとAであればね。

ショウタ:そうそう(笑)。

ユウ:でも、Grinoを食べ始めて食事全体の意識が変わったっていうお客さまがいたじゃないですか。

ショウタ:痩せられてましたしね、かなり。

ユウ:ものすごい痩せたっていう。

ショウタ:Grinoだけじゃないですけどね。食べているものは。でも、意識が変わったっていう。

ユウ:この実験結果に近いですよね、食事の内容が変わったっていう。影響してると。

ショウタ:たまにいる90代のおばあちゃんでステーキが大好きですみたいな人とかってどういうアレなんですか。個体差なんですかね?

ユウ:個体差もあると思うし、特殊な事例だからものすごく注目を浴びやすいっていうのはあるんじゃないですか。

ショウタ:それはたしかにそうかもしれない。

ユウ:何かの記事で言ってたけど、長寿の人はみんな肉食べてるっていうような表現をする人がいるけどあまりにも「みんな」っていう表現がものすごいミスリードしている。個体っていうのもあれだけど、個人別の食習慣とかっていうのを可能な限り追ってみると傾向が見えそうですよね。

ショウタ:そうですね!こういう研究はかなりの数の複数人に長期間調査した結果出てるものですからね。1人の90代のおばあさんの食生活を取り上げても。

ユウ:たぶん、記事でそういうのを取り上げてもいいと思います。食べるものと寿命の関係の研究結果とかもあってちゃんとプラントベースフード中心の食事をしている人と一般的な食事をしている人の寿命の違いとかっていうのは確か出ていたと思うので取り上げてみましょうか、今度。そうするとみんな食べてるみたいな謎のバイアスから解き放たれるんじゃないかなと思いますけど。

ショウタ:日本人の平均寿命がもともと世界的にも長いのって和食ですよね。メインの原因っていうのは。あとは発酵食品を日常的に摂るとかそういうのもあると思うんで、そのへんは調べて、日本語でも記事が見つかる気がするんで。

ユウ:たしかに。いいですね、ネタにしましょう。

ショウタ:今日はこんなもんでしょうか。今日はですね、 植物由来の食事が2型糖尿病の予防に役立つ理由を示唆する研究結果の記事について紹介しました。概要欄に原文のURLとDeepL翻訳のURLをそれぞれ貼っておきますので気になる方は原文をDeepLで翻訳して我々と同じものを読んでみてください。はい、今日は以上になります。ごちそうさまでした!

ユウ:ごちそうさまでした!
Grinoのラジオ中の人の想い食と健康

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