こんにちは、Grinoの細井です!今日も書かせて頂きます!
今回はプラントベースフード生活4つの誤解について。
最近よく聞くのはミートフリーな生活を試してみようということで、やめてみる日を1日作ったり、意識してミートフリーな食事をした時に、「あれ?意外とイケる?」と感じたというお話。食べなかった日があって初めて気付いたと。体験しないと出来るかどうかなんて分からないものです。ということで、本題に進みましょう。
誤解1:植物性食品では十分なタンパク質を摂取できない
プラントベースフード中心の食事にした際に最初に心配されるポイントがこちらです。
「どうやってタンパク質とるの?」
「タンパク質足りてるのか?」
自分も心配になるし、家族や友人も心配してくれます。
厚生労働省曰く、タンパク質の平均推奨量は0.81g/kg x 体重/日とのことで、植物性食品を中心とした食生活をしていても達成可能な量とされます。体重45kgの方は36g/日ほどのタンパク質を摂れば大丈夫。
じゃあ、植物性食品の何でタンパク質をとったら良いのか?が問題ですよね。
米、豆、トウモロコシなどのデンプンから得られるタンパク質は、1日に必要なすべての必須アミノ酸を十分に供給するといわれ、具体的にはこちらの4つがオススメの選択肢の一部です。
米国栄養士会は、動物性食品を制限または排除した食事は、動物性食品を十分に取り入れた食事よりも健康的で栄養的に十分であるという意見に同意しています。
植物性の食事は、心臓病、高血圧、がん、2型糖尿病の罹患率の低さとも関連しています。
大豆が33g/100gほどのタンパク質を含有しているといわれるので、100gの大豆が食べられたら必要量のほぼ全てが取れるイメージですね。
誤解2:植物性食生活は制限的な生活をすることになるの?
おそらく始めたばかりの時はこれまでの選択肢を選ばなくなるので、どうしたら良いか困るんです。
でも、本当に必要として肉類を食べていたのか?と冷静に考えてみます。これまで惰性で食べていなかったか?と。そう考えると、なんとなく肉が料理に入っているというパターンが結構あるんですよね。もちろん肉を食べるための食事もありますが、食事に肉はつきものだから当然という感じでとりあえず入っている。普段の食事を思い返してみてください。
そこで、肉類入っていなくてもいいんじゃないか?と考えてみます。これまで普通に食べてきたけど、肉がなくても食事が成り立つ可能性がある。そんな視点の転換をしたら、美味しい選択肢が色々あることに気付けます。肉の代わりに食べられるものとして、キノコ類や豆類、豆腐が役に立ってくれます。
そして、野菜は生でも焼いても煮ても、本当に美味しい。特に制限があることを感じないんですよね。
誤解3:植物性食品を食べると筋肉が落ちる
フィットネスが好きで、競技にも出るような人は、筋肉の成長や身体能力について深く考えていると思います。 そして、いかにチキンなどの脂肪の少ないタンパク源を食べるかを。
でも、じつは筋肉量と筋力の増加はタンパク質の摂取源に関係なく、タンパク質と関連していることが研究によって証明されています。つまり、タンパク質が豊富な植物性食品は、動物性食品と同じように効果的に筋肉を増やすことができるということです。
そして、何より説得力があるのは有名なアスリートでヴィーガン・ベジタリアンの選手は結構いるということ!例えばルイス・ハミルトン、セリーナ・ウィリアムズを筆頭に…
誤解4:植物性食品を食べるとお腹が空く
プラントベースフードは食べ応えがない、腹持ちが良くないという懸念もあるようです。植物はカロリー密度が低いので、満足できないんじゃないか?と。ところだ、実は果物、野菜、全粒穀物、豆類には食物繊維が豊富に含まれているため、満腹感を長く味わうことができます。
タンパク質と違い、食物繊維は日本人が十分に摂れていないと言われます。20代女性で推奨量に6gほど足りないとされるので、タンパク質より食物繊維の摂取を意識したほうが良いとされます。また、食物繊維は腸内環境の改善や血糖値のコントロールなど、さまざまな利点があることが分かっています。
肉を食べない食生活、肉を食べる機会を減らす食生活。
カラダと地球と動物にやさしいWin-Win-Winの食生活。
やめてみる日を1日作ったり、意識してミートフリーな食事があると、
「あれ?意外とイケる?」と気付けます!
まずは一歩踏み出してみると面白い気づきが得られます。