こんにちは、Grinoマサノです!
今回は11月9日に配信した『Grino Sustainable Radio』のトークを書きおこしました。
細井が気になって紹介したくてしょうがなくなったテーマについてひとりで語る「細井のひとり語り」
特に気になった部分のピックアップと感想を紹介していきます。
今回ご紹介する本:
あなたの体は9割が細菌: 微生物の生態系が崩れはじめた(https://amzn.to/3TWDB6C)
参考動画はこちら:https://youtu.be/XaE1PWA8WLI
第3章「腸内環境を作り直す方法」
▼ポッドキャストはこちら
ユウ:こんにちは。細井です。 今日は第3章、腸内環境を作り直す方法についてお話をしていきたいと思います。
「あなたの体は9割が細菌」という本を3つに分けて説明してきましたが、最終章ですね。腸内環境を作り直す方法なんですけれども、ここでは抗生物質について触れられています。風邪を引いた時とかお医者さんに処方されることのある抗生物質なんですけども、この抗生物質は目的とされる菌以外の菌も殺してしまうとこれは知られていると思うんですけども、これはつまり腸内細菌を殺してしまうんですね。結果的に腸内環境も著しく乱れるということがわかっています。腸内環境を意識しなかったらほとんど抗生物質を違和感なく処方されたら飲むものだと思うんですけれど。今これ第1章、第2章を聞いてきたあなた。腸内細菌がめっちゃ大切っていうところはわかっていると思うんですよ。こんな腸内細菌を殺すってヤバいなと思いますよね。結果的に腸内細菌が乱れて下痢になってしまうような方もいらっしゃるらしいんですけど。こういったものを摂取したことによって腸内細菌も殺菌されてしまったと。ただ今後一生、もちろんですね、腸内に細菌が現れなくなるというわけではないようです。たとえば、腸内細菌を戻す方法としてはプロバイオティクスがあります。プロバイオティクスというのは人体に良い影響を与える微生物を含んだ食品のことを指しています。このプロバイオティクスの摂取が腸内細菌を戻す方法として有効とされていて、実際に1万2千人が参加して63か所で行われた臨床試験の結果が紹介されているんですけれども、このプロバイオティクスを摂取することによって抗生物質起因の下痢の発生率が30%から17%まで下げられたということがわかっています。また、各種研究によって気分の向上だったり、皮膚炎や花粉症を軽減してアレルギーを改善、体重を減らすとこういったポジティブな効果を証明する実際のデータもあることから少しの腸内環境の乱れに対してはプロバイオティクスの摂取が役に立つということがどうやら言えるようです。紹介されていることはですね、プロバイオティクスを摂取するときに気を付けたい3つのことがありました。これはプロバイオティクス商品について気をつけたいこととして、どんな菌種どんな菌株が含まれているか詳細に記載されていないことが多く、実際に培養やDNA解析をしてみると中身が記載通りではなかったという製品もあったと。これ正直、気をつけようがないですよね。ただ気をつけろということです。菌種や菌株の違いがどのような影響をもたらすのかはまだ研究などでも解明が出来ていない領域ですが、腸内環境の多様性という観点からも基本的にはなるべく多様な細菌が入っているほうが良いとされているようです。第2、その食品にどれだけの量の細菌が入っているか。細菌の量というのはコロニー形成単位(CFU)で表されるらしいんですが、この数値が多いほど効果があると考えて良いとされているようです。第3、細菌がどのようにパッケージされているか。プロバイオティクスは様々な状態でパッケージされて販売されています。粉末だったり錠剤、お菓子に入っているパターンだったりヨーグルトや飲み物、クリームや塗布剤としても提供されていることがあります。こういった加工方法の違いが細菌にどのような影響を与えるかっていうのはまだわかっていないようです。ただヤクルトだったりヨーグルトみたいな商品は大量の砂糖で味付けされているケースが多く、これが腸内環境のバランスを不健康な方に傾けてしまう可能性もあるとされています。こういったことからプロバイオティクスをどうやって摂取するかというのは気をつけたいことの1つとされていました。面白いのがプロバイオティクスとして商品を売り出す際に使われる細菌の多くはラクトバチルス属の細菌らしいんですけども、この細菌はヨーグルトを作るときの細菌として価値があるとされているようですが、人の成人の腸内にはあまりいないらしいです。なぜプロバイオティクスの商品を作るときにラクトバチルス属の細菌を使うのかというと何よりも培養がしやすいから。これは作り手の立場ですね。他の腸内細菌と違って酸素に触れても死なないものであるため比較的簡単に育てることはできると。 これが主な理由となってプロバイオティクスとして最も使われているようです。腸内環境を作り直す方法、その他。前衛的な方法なんですけど、糞便移植と呼ばれる方法があります。日本ではまだ浸透した方法ではないんですが、これができる病院も日本には実際あるようです。僕自身、糞便移植を試そうっていうふうには積極的に思えていないんですけど。ありといえばありな方法なのかなと。糞便移植っていうネーミングがかなりとんがっている感じがするんですけれど。実際うんちってあまり綺麗なものじゃない印象もありますし、特に他の人の糞便を移植するとかって結構な精神的な衝撃がありますよね。ただシンプルに腸内環境を改善するための方法としては糞便移植が有効であるということらしいです。糞便移植について僕もあまり調べられてないんですけど、腸内環境が良い人の糞便を移植するっていうことですよね。でも、非常にやり方としてはわかりやすい。人の良い腸内環境を移植するっていうのは効率的な感じはしますよね。腸内に善玉菌を送るプロバイオティクスを摂るという方法と前衛的な糞便移植する方法があるということでした。腸内環境、今回「あなたの体は9割が細菌」という本の紹介をさせていただきました。この本の紹介動画を見たんですけれど、人間の体において腸内細菌がいかに重要かということを非常によく理解できた気がしました。これまでのものを食べて食べたものが人の体に作用するというのは食べた物が胃に入って胃酸を使って消化しやすい状態に溶かされて腸で栄養が吸収されるというざっくりとした形しか理解してなかったんですけれど、今回腸内にいる細菌の働きによって人間がしっかりと食べたものを栄養として体に取り入れることができるという仕組みを理解することはできました。また、食事の中でも食物繊維がいかに重要かというのを認識しました。食物繊維推しだったので僕も本当にこういった情報を得れば得るほど食物繊維を食べた方がいいなぁ〜と感じています。タンパク質の重要性みたいなのは広告を見たりしていると日々日々目にすることは多いんですけど、厚生労働省が推奨している日本人が摂取するべきタンパク質量ってのは現代の日本人は余裕で超えているというデータが出ています。なのに広告ではタンパク質を摂りましょうタンパク摂りましょうって結構言ってくるわけですね。一方で、これだけ重要だということが理解できた食物繊維は実は厚生労働省推奨量に一般的な日本人の摂取量は追いついていないというデータがあります。先ほどお話に挙げたように、腸内細菌のエサになる食物繊維もしくは体重の減少と密な関係がある食物繊維の摂取量が戦前と比べて大幅に減ってきているという状況はあまり望ましくないと思うので、お野菜を食べたりプラントベースフードを食べたりという形で食物繊維を体に取り入れていけるといいなと思ってます。僕自身は環境保全のためという意識からプラントベースフードを中心にした食生活を送るようになったんですけれども、食物繊維が豊富な食事をするということが自分の体にとって非常に良いことであるとこういうことを知れてめちゃくちゃありがたいなと思っています。というのも、環境のために食事の内容を変えましょうっていうことってモチベーションになりづらいんですよね。今日目の前の食事をプラントベースフードに変えたからって地球の環境が良くなるってものすごくイメージしづらいと思うんですよ。なので、地球環境のために食事変えましょうっていう訴求と言うかそういった話っていうのは自身の選択を変えるモチベーションになりにくいなっていうのはひしひしと僕自身が感じていたので、自分の体に良い、腸内環境に良い、体重減少に繋がる、だから食物繊維をとりましょう、だからプラントベースフード食べましょうということが何よりもわかりやすいモチベーションになるんじゃないかなというふうに思っているので、こういった自分の体にポジティブな影響を与えるものが何か、自分の体に影響を与える食事が何かっていうことを理解した上で日々食べるものをどうしていくかってことを考えるのはいいなと思いました。ということもあって、この本の内容をPodcastで皆さんにお伝えしたいなと思ったということでした。3章にわたってお話しましたが、面白い内容だったかと思います。気になった本はこうやった形で紹介していきたいと思うので是非お耳を拝借させてください。できたら10分か15分ぐらいにまとめられたらと思うので、お皿洗いしたり通勤中とかに聞いてくれると嬉しいです。僕はお皿洗いのときにながら聞きをすることが多いので、こんな感じで聞いてもらえると嬉しいです。ではまた面白い本があったら紹介します。ありがとうございました!
「あなたの体は9割が細菌」という本を3つに分けて説明してきましたが、最終章ですね。腸内環境を作り直す方法なんですけれども、ここでは抗生物質について触れられています。風邪を引いた時とかお医者さんに処方されることのある抗生物質なんですけども、この抗生物質は目的とされる菌以外の菌も殺してしまうとこれは知られていると思うんですけども、これはつまり腸内細菌を殺してしまうんですね。結果的に腸内環境も著しく乱れるということがわかっています。腸内環境を意識しなかったらほとんど抗生物質を違和感なく処方されたら飲むものだと思うんですけれど。今これ第1章、第2章を聞いてきたあなた。腸内細菌がめっちゃ大切っていうところはわかっていると思うんですよ。こんな腸内細菌を殺すってヤバいなと思いますよね。結果的に腸内細菌が乱れて下痢になってしまうような方もいらっしゃるらしいんですけど。こういったものを摂取したことによって腸内細菌も殺菌されてしまったと。ただ今後一生、もちろんですね、腸内に細菌が現れなくなるというわけではないようです。たとえば、腸内細菌を戻す方法としてはプロバイオティクスがあります。プロバイオティクスというのは人体に良い影響を与える微生物を含んだ食品のことを指しています。このプロバイオティクスの摂取が腸内細菌を戻す方法として有効とされていて、実際に1万2千人が参加して63か所で行われた臨床試験の結果が紹介されているんですけれども、このプロバイオティクスを摂取することによって抗生物質起因の下痢の発生率が30%から17%まで下げられたということがわかっています。また、各種研究によって気分の向上だったり、皮膚炎や花粉症を軽減してアレルギーを改善、体重を減らすとこういったポジティブな効果を証明する実際のデータもあることから少しの腸内環境の乱れに対してはプロバイオティクスの摂取が役に立つということがどうやら言えるようです。紹介されていることはですね、プロバイオティクスを摂取するときに気を付けたい3つのことがありました。これはプロバイオティクス商品について気をつけたいこととして、どんな菌種どんな菌株が含まれているか詳細に記載されていないことが多く、実際に培養やDNA解析をしてみると中身が記載通りではなかったという製品もあったと。これ正直、気をつけようがないですよね。ただ気をつけろということです。菌種や菌株の違いがどのような影響をもたらすのかはまだ研究などでも解明が出来ていない領域ですが、腸内環境の多様性という観点からも基本的にはなるべく多様な細菌が入っているほうが良いとされているようです。第2、その食品にどれだけの量の細菌が入っているか。細菌の量というのはコロニー形成単位(CFU)で表されるらしいんですが、この数値が多いほど効果があると考えて良いとされているようです。第3、細菌がどのようにパッケージされているか。プロバイオティクスは様々な状態でパッケージされて販売されています。粉末だったり錠剤、お菓子に入っているパターンだったりヨーグルトや飲み物、クリームや塗布剤としても提供されていることがあります。こういった加工方法の違いが細菌にどのような影響を与えるかっていうのはまだわかっていないようです。ただヤクルトだったりヨーグルトみたいな商品は大量の砂糖で味付けされているケースが多く、これが腸内環境のバランスを不健康な方に傾けてしまう可能性もあるとされています。こういったことからプロバイオティクスをどうやって摂取するかというのは気をつけたいことの1つとされていました。面白いのがプロバイオティクスとして商品を売り出す際に使われる細菌の多くはラクトバチルス属の細菌らしいんですけども、この細菌はヨーグルトを作るときの細菌として価値があるとされているようですが、人の成人の腸内にはあまりいないらしいです。なぜプロバイオティクスの商品を作るときにラクトバチルス属の細菌を使うのかというと何よりも培養がしやすいから。これは作り手の立場ですね。他の腸内細菌と違って酸素に触れても死なないものであるため比較的簡単に育てることはできると。 これが主な理由となってプロバイオティクスとして最も使われているようです。腸内環境を作り直す方法、その他。前衛的な方法なんですけど、糞便移植と呼ばれる方法があります。日本ではまだ浸透した方法ではないんですが、これができる病院も日本には実際あるようです。僕自身、糞便移植を試そうっていうふうには積極的に思えていないんですけど。ありといえばありな方法なのかなと。糞便移植っていうネーミングがかなりとんがっている感じがするんですけれど。実際うんちってあまり綺麗なものじゃない印象もありますし、特に他の人の糞便を移植するとかって結構な精神的な衝撃がありますよね。ただシンプルに腸内環境を改善するための方法としては糞便移植が有効であるということらしいです。糞便移植について僕もあまり調べられてないんですけど、腸内環境が良い人の糞便を移植するっていうことですよね。でも、非常にやり方としてはわかりやすい。人の良い腸内環境を移植するっていうのは効率的な感じはしますよね。腸内に善玉菌を送るプロバイオティクスを摂るという方法と前衛的な糞便移植する方法があるということでした。腸内環境、今回「あなたの体は9割が細菌」という本の紹介をさせていただきました。この本の紹介動画を見たんですけれど、人間の体において腸内細菌がいかに重要かということを非常によく理解できた気がしました。これまでのものを食べて食べたものが人の体に作用するというのは食べた物が胃に入って胃酸を使って消化しやすい状態に溶かされて腸で栄養が吸収されるというざっくりとした形しか理解してなかったんですけれど、今回腸内にいる細菌の働きによって人間がしっかりと食べたものを栄養として体に取り入れることができるという仕組みを理解することはできました。また、食事の中でも食物繊維がいかに重要かというのを認識しました。食物繊維推しだったので僕も本当にこういった情報を得れば得るほど食物繊維を食べた方がいいなぁ〜と感じています。タンパク質の重要性みたいなのは広告を見たりしていると日々日々目にすることは多いんですけど、厚生労働省が推奨している日本人が摂取するべきタンパク質量ってのは現代の日本人は余裕で超えているというデータが出ています。なのに広告ではタンパク質を摂りましょうタンパク摂りましょうって結構言ってくるわけですね。一方で、これだけ重要だということが理解できた食物繊維は実は厚生労働省推奨量に一般的な日本人の摂取量は追いついていないというデータがあります。先ほどお話に挙げたように、腸内細菌のエサになる食物繊維もしくは体重の減少と密な関係がある食物繊維の摂取量が戦前と比べて大幅に減ってきているという状況はあまり望ましくないと思うので、お野菜を食べたりプラントベースフードを食べたりという形で食物繊維を体に取り入れていけるといいなと思ってます。僕自身は環境保全のためという意識からプラントベースフードを中心にした食生活を送るようになったんですけれども、食物繊維が豊富な食事をするということが自分の体にとって非常に良いことであるとこういうことを知れてめちゃくちゃありがたいなと思っています。というのも、環境のために食事の内容を変えましょうっていうことってモチベーションになりづらいんですよね。今日目の前の食事をプラントベースフードに変えたからって地球の環境が良くなるってものすごくイメージしづらいと思うんですよ。なので、地球環境のために食事変えましょうっていう訴求と言うかそういった話っていうのは自身の選択を変えるモチベーションになりにくいなっていうのはひしひしと僕自身が感じていたので、自分の体に良い、腸内環境に良い、体重減少に繋がる、だから食物繊維をとりましょう、だからプラントベースフード食べましょうということが何よりもわかりやすいモチベーションになるんじゃないかなというふうに思っているので、こういった自分の体にポジティブな影響を与えるものが何か、自分の体に影響を与える食事が何かっていうことを理解した上で日々食べるものをどうしていくかってことを考えるのはいいなと思いました。ということもあって、この本の内容をPodcastで皆さんにお伝えしたいなと思ったということでした。3章にわたってお話しましたが、面白い内容だったかと思います。気になった本はこうやった形で紹介していきたいと思うので是非お耳を拝借させてください。できたら10分か15分ぐらいにまとめられたらと思うので、お皿洗いしたり通勤中とかに聞いてくれると嬉しいです。僕はお皿洗いのときにながら聞きをすることが多いので、こんな感じで聞いてもらえると嬉しいです。ではまた面白い本があったら紹介します。ありがとうございました!