こんにちは、Grinoマサノです!
今回は9月15日に配信した『Grino Sustainable Radio』のトークを書きおこしました。
実験的に実施中の海外記事紹介企画。ユウ・ショウタの2人で、隔週のペースで海外のプラントベース・菜食関連記事の感想を話してみようと思います! 僕らが勉強した内容をコンテンツ化するという合理的な企画です(笑)
今回のタイトルは、「植物性食品は腸内環境の改善につながるか?」 まさに腸活のためのお弁当『Grino Bento』をこれから本格的に販売していくGrinoにとってタイムリーかつ、多くの方々に有用な内容となってます!
【原文記事】 「Plant-based food: a gamechanger for your gut?」
https://insight.microba.com/blog/plant-based-food-a-gamechanger-for-your-gut/
原文記事の日本語訳を読みたい方は、高性能翻訳ツール『DeepL翻訳』をご利用ください!
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ユウ:こんにちは、Grino代表のユウです。
ショウタ:こんにちは、Grinoのショウタです。外国語の記事を翻訳して紹介する企画の第3弾になってます。いい感じのタイトルをつけたいですね。もっちゃりしたタイトルなんで。海外記事紹介コンテンツみたいな、そういう硬いのでもいいかなと思いますが。第3弾の今回は「プラントベースフードは腸内環境の改善につながるか?」というストレートな翻訳のタイトルですけども、原文のタイトルをユウさん、お願いします。
ユウ:Plant-based food: a gamechanger for your gut?
ショウタ:改善ってゲームチェンジャーって言うんですか?
ユウ:ゲームチェンジャーはものすごく大きな変化を起こすものとかを指してます。映画のタイトルにもなってますけど。
ショウタ:なるほど。僕も要約をしたので読んでいこうかなと思います。プラントベースの食事は野菜や果物だけでなく豆類・全粒穀物・ナッツ類・種子類をできるだけ多くの食事に取り入れるのが特徴です。ほとんどの植物性食品には腸に良い食物繊維やプレバイオティクスが豊富に含まれており様々なホールフードを食事に取り入れることができます。プレバイオティクスの種類が多ければ多いほど腸内細菌に生息する有用菌の種類をサポートすることになり、これらの有益なバクテリアは植物性食品をたくさん食べると増える傾向にある。食物繊維を分解して腸の健康にとって重要な物質である健康を促進する短鎖脂肪酸を作り出す。腸の健康を改善するためのヒントは体内に定着した善玉菌の増殖を促し、栄養を与えることです。こんな形です。プレバイオティクスの説明とさっきの要約には登場しなかったですけれど、プロバイオティクスとプレバイオティクスについて簡単に説明しますと。プレバイオティクスとは消化管に常在する有用な細菌を選択的に増殖させる、あるいは有害な細菌の増殖を抑制することで宿主に有益な効果をもたらす難消化性食品成分のことで具体的にはオリゴ糖類とか食物繊維類などが挙げられます。また、プロバイオティクスとは腸内細菌のバランスを改善することによって宿主の健康に好影響を与える生きた微生物菌体、乳酸菌やビフィズス菌などヨーグルトなどが挙げられますとのことです。こういった記事を今回は読みました。
ユウ:今、僕の中でも最もホットな話題の1つですね。
ショウタ:取り上げた理由としては?
ユウ:腸内フローラが自分たちの健康とかウェルビーイングにどれほど重要であるかっていうのが理解できる記事の1つでした。調べてみれば調べてみるほど植物由来の食品は腸内細菌にも相性がいいということが分かるんですけど、この記事はそこにフォーカスをして紹介してくれているので取り上げました。プラントベースフードって一般的に腸に食物繊維とかプレバイオティクスってのが豊富に含まれているということは言えると思うんですけど、例えばさっきあげてくれたプレバイオティクスの例としてオリゴ糖とか食物繊維があったと思うんですけど、具体的にどういった食事に入ってるかと言うと、野菜一般と果物・豆類・きのこ類。これが上げられるのとオリゴ糖を含んでいるものとしては大豆などの豆類・ゴボウ・アスパラガス・玉ねぎ・とうもろこし・バナナ。こうした食品に多く含まれてます。あとはよくセットで紹介されるのがプロバイオティクスでこれは若い言葉なんですよね。1989年にイギリスの微生物学者フラーさんが定義したワードで、定義した内容だと腸内フローラのバランスを改善することによって宿主の健康に有益に働く生きた微生物がプロバイオティクスということ。発酵食品に主に含まれているということですね。
ショウタ:このへんは難しいんでメモ取りながら聞いてもらいたいかなっていうところですけれど。
ユウ:そうですね。これも食べるものの重要性について深堀りしている内容なんですけれど、プレバイオティクスを摂ることの利点はさまざまな植物性食品を摂取して有益な腸内細菌が増殖して健康促進する物質を生成するのに必要な燃料を供給するということで。こういう捉え方ができますね、プレバイオティクスっていうのは有用菌の燃料供給になると。これを実現するためにプラントベースフードは非常に相性が良いと言われています。さっきあげてくれてたプレバイオティクスの代表例。全粒穀物・豆類・野菜・果物・ナッツ種子ですけど、これを聞いて何かピンとくるものはありますか?
ショウタ:健康的な食事ですね。
ユウ:あの、Grino弁当に含まれているんですね、すべて。
ショウタ:なるほど、なるほど。
ユウ:Grino弁当のひとつのコンセプトでもあるんですけど、腸にいいものを全部1つのお弁当に含んだっていうのがプラントベースフードの価値を最も高めることだと思ってこういう設計にしていると。プレバイオティクス全部詰め弁当みたいな感じ。
ショウタ:このへんを理解している人にとっては今回この弁当の商品をすごくこれだと思ってくれるって言うことですよね!
ユウ:そうですね!腸活に取り組んでる人からすると本当に楽に有用菌を育てるために必要な燃料を供給することができるという捉え方をしてもらっていいんじゃないかなと思います。腸内の善玉菌に栄養を与えるプラントベースのプレバイオティクスを幅広く食べる事っていうのが腸内フローラの多様性と関連していることが研究結果で分かっています。体に取り入れる食材の種類が多ければ多いほど腸内の有用な菌が求める成分を多く提供することができるということにつながるからなんですね。Grino弁当っていうのはこれが出来ている。例えばブッダボウル。プラントベースで20品目入ってます。結構その食材の多様性があるので先ほど話した通り、腸内フローラの多様性を構築するのを助ける役割を果たせるといったイメージですね。
ショウタ:ブッダボウルっていうのは聞いている人に説明すると、Grino弁当の種類の1個であるのでそのことを指しています。
ユウ:ありがとうございます。腸内にいる有用菌たちは植物性食品をたくさん食べると増える傾向にあって食物繊維を分解して腸の健康にとって重要な物質である健康促進する短鎖脂肪酸を作り出すのに優れているとされてます。サマリーでも言ってくれてましたけど、この短鎖脂肪酸っていうのが結構キーポイントで、短鎖脂肪酸とは腸内細菌が作る酢酸・プロピオン酸・酪酸などの有機酸のことを指してます。特に酪酸は腸上皮細胞の最も重要なエネルギー源であり、抗炎症作用など優れた生理効果を発揮します。これらは有用性が高いもののめちゃくちゃ臭いらしいです。
ショウタ:へぇ~。
ユウ:調べたんですけど、こんな表現あるんだってぐらい臭そうな表現でした。酸っぱさと何かが腐ったかおりっていう感じらしいので口から取り入れられるものではないんですよね。これが摂れたらいいんですけどそれがなかなか難しいので、味とかニオイが厳しいので食べたり飲んだりしたり摂ることが困難だって言われてます。
ショウタ:なるほど。
ユウ:その代わり元々体内にいる腸内細菌に短鎖脂肪酸を作らせる(発酵させる)ことが有効であるとされていてそのエネルギー源が水溶性食物繊維などの腸内細菌のエサとなる物質ですと。こういうメカニックスになってる。太陽化学株式会社さんの文章を引用してるんですけど。そのままだと口に入れづらい、体内に入れづらいのでそれを作ってくれる腸内細菌に必要なエネルギーを供給するっていうことが体にとって良いことです。とてもじゃないけど口から入れられないから、体内で作ってもらえるようにすると。これを読んで、なるほどって僕は理解できました。
ショウタ:わかりやすい。自主生成できるような環境を食べ物で整えましょうってことですよね。
ユウ:それをイメージすると食事もまたちょっと面白いですよね。自分の体内にいる正義の味方にエネルギーを供給するんだ。あんまりそういう食べ方をする人はいないと思うけど、ちょっと面白いなと思いました。
ショウタ:前にユウさんがゲーミフィケーションを菜食に導入したいって言ってて、その結果僕らはみんチャレをやっているんですけど、デイリーとかで自分の腸内の環境がどれだけ整ったのかとか腸内細菌は多様な方がいいっていう話が勉強してたら出てくると思うんですけど、どれだけ腸内環境の細菌が多様になったのかって見たらわかるようなものがあって。それこそApple WatchとかiPhoneを介して見られるようになると、より毎日の食事に対してドライブかかるなっていう感覚はありますけど。
ユウ:うんうん。腸内の分析サービスっていうのはあるんで、僕も気になるのでやってみてもいいかも。
ショウタ:日々変わるってものがあるといいな。リアルタイムで今の状況が見られる。そういう社会になると健康な人が増えそうな気がしますけどね。
ユウ:うん。話変わりますけどさっきの体の中の正義の味方みたいなふうに言ったのって僕がそういう考えを中学生ぐらいとかしていたことがあって。ポジティブなイメージを持つことの重要性みたいなことを本で読んだことがあって、そういうマインドセットにするっていう日常的に繰り返してたんですけど、風邪になったときにそれをやるようになったんですよ、なぜか。体内にいる風邪を自分の中の免疫がバチバチにぶちのめしてるのをイメージして寝るっていうのをやってたんですよ。それでどれぐらい早く治ったかって言われても定量的にしてないんですけど、そういうのをやっていたんで、体にとって良いものを摂取するっていうことが体の中の良くないものを退治してるみたいなことをイメージできると面白いなっていうふうに思ったっていうのはそんな過去が影響してました。
ショウタ:そうですよね。体を良くしてくれる細胞とか細菌を応援する意味で食事をとったり薬を飲んだりして。
ユウ:そう。物理的にそれは影響があると思うんで。マインドがどういう影響を与えるかっていうのは気になるところなんですけど。ちょっと話は逸れたので戻すと、もう少し気になったのはこの記事を書いていた栄養士のクリスティンさんが言っていた言葉で。多様でバランスの取れた腸内細菌は健康やウェルビーイングにとって重要です。植物性食品には食物繊維とプレバイオティクスが豊富に含まれており腸内細菌の健康的なバランスを促進し維持することができる腸にやさしい食品がたくさんあります。というふうに言っていました。腸にやさしいってけっこうキーワードだなって思ってて、僕らもプラントベースフードって腸にやさしい食事って考えていたと思うので、それがまさに後押しされた記事だなって思いました。さっき内海さんが話してくれてたと思うんですけれど、最近とあるご縁で腸内分析を行って腸に良い食事のプランニングをしてくれるサービスを運営している人と出会いました。弁当とかっていうサービスを通しても、こういった方の協力を得ながらユーザーの方により良いサービスを提供できるといいなぁというようなことも考えたりしてます。
ショウタ:こういうところと連携できると僕らにとっても良いですよね。
ユウ:面白い。その人は自分の腸内環境を調べたらしいんですけど、肉と相性が悪いっていうのが分かったらしいんですよ。肉大好きだったんだけどその調査結果から摂る量ってのはかなり減らしたらしい。そんな調査しないと自分の腸内細菌が何が相性が良いかなんてわからないじゃないですか。実際の調査結果をもとにどういう食生活をしていったらいいかって考えるって言うのもアプローチとして面白いなって思いました。
ショウタ:やっぱり知れば変わると言うかアクションにも繋がりますよね!
ユウ:そう!そうなんですよ。結構そこがポイントだと思ってて。知らない限り新しいアクション取らないと思うし、なんらかの情報も得たうえで自分がどうするかってのは最終的には自分で決めるんだけどその情報があることによってよりよい生活ができる可能性があると思うので情報に積極的に接するっていうのはいいなと思いました。
ショウタ:僕らの弁当のメインターゲットも弁当をきっかけに知ってもらうのが一番いいんですけど、まずは知っている人に届けるっていうことですよね。
ユウ:はい。
ショウタ:ローンチした際は僕らもそこも徹底してやりたいなと思っています。
ユウ:やっていきましょう。
ショウタ:このPodcastが公開される頃にはもうすぐクラファンスタートみたいな時期だと思うので。概要欄に貼っときますんで間に合えば。そこからぜひ支援いただけると嬉しいです。
ユウ:お願いします!
ショウタ:「プラントベースフードは腸内環境の改善につながるか?」という記事の紹介でした。ごちそうさまでした。
ユウ:ごちそうさまでした。