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わたしがGrinoで働く理由

こんにちは。Grinoのうつみ(Podcast等では「ショウタ」)です。 

突然ですが、みなさんは「いったい何のために働いているんだろう」と悩み、考え込んだ経験はありませんか?

私はかつて、自分が頑張れば頑張るほど、結果を出せば出すほど、借金をする人が増える仕事をしていました。

この記事では、「わたしがGrinoで働く理由」について書かせていただきます。

 

新卒入社1年目に生まれた問い

私は2009年4月に、インターネットを主戦場とする広告代理店に新卒で入社しました。
私の就職活動の軸は「自分がお客様にとってベストだと心から思える商品やサービスを選択し、提案できる仕事」でした。広告業界への関心ももちろんありましたが、それ以上に「代理店」という中立的な立場が、私の就活の軸とマッチしていると感じて入社を決めました。

1年目の夏からカードローン事業を展開する企業の担当になりました。
その日から私の主な仕事は「インターネット広告を使ってカードローンの新規申し込み件数を最大化させること」になったのです。

この経験が、私の人生に大きな影響を与えることになります。

私は、広告費を投じてくださるお客様(クライアント)が提供している「カードローン(個人向け無担保ローン)」というサービスそのものに疑問を感じ、「自分が働けば働くほど、借金をする人が増えるだけなのではないか」「このサービスのエンドユーザーである“お金がない人たち”に提供すべきサービスは本当にローンなのか」と考え続けました。そうしていつまで経っても、心から「この企業の力になりたい」と思うことができなかったのです。(当時の関係者の皆様、気分を悪くされていたら申し訳ありません。)

自分自身の考えが甘いのではないか、この仕事の価値を発見できていないだけなのではないかと、何度も考えたり調べたりを繰り返しましたが、結局100%納得することはできず、かと言って転職する勇気もなく、諦めに近い形で受け入れる(流される)ことしかできませんでした。

結果的に、この葛藤が「何のために働くのか」という大きな問いを生み出しました。

 

転機は妻と観たドキュメンタリー映画

理想と現実の中で苦しみながらも、社会人として毎月お給料をいただいている責任感や、お世話になった上司やチームメンバーに貢献したいという想いが支えとなり、苦しくも楽しみながら仕事を続けていました。そんな日々の中で妻と出会い、2016年に結婚しました。

映画好きな彼女の影響で、映画館やミニシアターに行ったり、家でNETFLIX等の配信サービスを利用して映画を観ることが増えました。

さまざまな作品を観ていくうちに、私はつくられた物語(フィクション)よりも、実話(ノンフィクション・ドキュメンタリー)が昔から好きだったということを徐々に思い出していきました。

私が小学生だった頃、NHKの『プロジェクトX』をかじりついて観ていたり、たまたまつけたテレビで流れていた“夜回り先生”こと水谷修さんの講演に衝撃を受けたりした記憶が蘇ってきました。

そんな中、私たち夫婦は渋谷のミニシアターで1本の作品を鑑賞します。

TOMORROW パーマネントライフを探して

TOMORROW パーマネントライフを探して

この映画の冒頭で表示された字幕の内容に衝撃を受けました。

「気候変動による地殻の破壊と人口増加が人類を滅亡へと導く」

 この映画の中で紹介される多種多様な問題と、それに立ち向かう人々の魅力的でユニークなアクションにワクワクしている自分が居ました。

そして、映画の中の登場人物たちの仕事や表情と、自分の現状とのギャップに愕然としました。

 この日から、「今地球上で起きていることをもっと知りたい」という欲求が高まり、多くのドキュメンタリー映画や書籍に触れていくことになります。

食品製造の裏側を描いた『フード・インク』、人口増加に伴う食糧危機を描いた『100億人 私達は何を食べるのか?』、アパレル業界の闇を浮き彫りにした『ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償』あまくない砂糖の話といったドキュメンタリー映画をはじめ、タネが危ない『黒い牛乳』『ユニクロ潜入一年』などのノンフィクション書籍も読むようになっていきました。

こうしたインプットを通じて、マーケティングや広告に対する自分なりの考え方が深まっていきました。同時に 世の中の「常識」や「普通」が、表面的なマーケティングや広告によってつくられすぎているのではないかという疑問が生まれました。

この時はじめて、社会の見え方が180度変わっていくような感覚を味わいました。スーパーやコンビニ、商業施設で当たり前のように目にしていた商品やサービスが、段々と魅力的に見えなくなっていってしまったのです。妻とも多くの話をしながら、ひとりの生活者として「買い物」に対する意識が大きく変化していきました。(牛乳から豆乳へ、白砂糖から甜菜糖へ、ファストファッションブランドで服を買わなくなったり、牛肉を控えたりと具体的に行動が変わっていきました。)

 

2020年 夫婦で肉食をやめる 

新型コロナウィルスが蔓延する直前の2020年1月、2019年の終わりに発生したオーストラリアの大規模森林火災のニュースを契機に、地球温暖化と山火事の深い関係性と、畜産が地球に与える負のインパクトの大きさを知り、夫婦で寄付+αのアクションができないかを考えました。

「ねぇ、明日からお肉やめてみない?」 

妻からの突然の提案を(めちゃくちゃ驚きつつも)受け入れる形で“脱肉食生活”がスタート。当時、生後8ヵ月の長女がいましたが、彼女は脱肉食生活の対象外としました。(現在3歳7ヵ月となった今も継続中。保育園の給食や甥っ子の影響もあってお肉好きに育ってます。)

自分にとっては、2015年にミニマリストになったことを遥かに凌ぐ革命的な意思決定だったので、思わずnote記事を書いたほどでした。 

夫婦で「脱肉食(ミートフリー・ペスカタリアン)生活」をはじめた理由
夫婦で「脱肉食(ミートフリー)生活」をはじめた理由

餃子や肉うどん、焼き鳥やカツ丼が大好きなこの私が、ある日突然お肉を食べることを完全にやめてしまうなんて... 決断に至る直前までまったく想像もしていませんでしたが、自分でも驚くほどすんなり、新しい食生活を楽しめるようになりました。

自分から あえてマイノリティな立場を取ることで見えてくる世界や、獲得できる新たな視点があることに気付くことができました。(これが意外にも楽しい!!)

選択肢を狭めることが、視野を広げることにつながるって面白いなぁと心底思いました。

 この決断がもたらした生活の変化が、自身の思考に影響を与え、長年考え続けた問い「何のために働くのか」の答えを出す転機になったと思います。 

 

Grino立ち上げ準備中のユウさんとの出会い 

前述したnote記事を書いてから9ヵ月が経ったある日、noteから思いもよらない通知が届きました。

noteサポート

自分が書いた無料のnote記事に500円ものお金を支払ってくれている人が突然現れたことに心底驚きました。この「細井優」という人がどんな人かも分からぬまま、感激しながらお礼のメッセージを送り、少しやりとりをしました。

そこから約3ヵ月後。私は自分自身の食生活の変化をきっかけに、食関連の副業を探していました。ある日、『bosyu』というサービスでプラントベースフード関連の業務が無いかを調べていた時、「細井優」の名前を見つけました。反射的にnoteでサポートをしてくれた人だと気付き、私から連絡した日からすべてが始まり、半年後には、正式にGrino(Red Yellow And Green 株式会社)転職をして現在に至ります。 

 

つい最近まで、「何のために働くのか」という大きな問いに悩み、苦しんでいた私。

しかし、自分が頑張れば頑張るほど、結果を出せば出すほど、地球環境や未来がよくなる仕事をしている今は、この問いの答えをしっかりと言葉にすることができます。

 

「未来の地球環境と、毎晩の家族との時間のために(Grinoで)働く」

 

Grinoの食品やサービスを通じて、そんな想いを僅かでも感じていただけると嬉しいです。 

 

Grino うつみ

 

※こんな記事も書いてます

『Grinoの現在と未来』

プラントベースフードとリジェネラティブフード

https://grino.life/blogs/journal/2021-09-09

 

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